プレゼン

ところで、多くの方から、「あの脱力系プレゼンのテンプレートを使ってみたい!」と言われました。ネットに転がっていたものなので、インストールの仕方などを書いておきます。必要なファイルは、以下の二つ。

「手書き系」テンプレート
http://sagittarius.dip.jp/~toshi/template.html

手書き用フォント・「あくあフォント」
http://aquablue.milkcafe.to/tears/font/dl.htm

<<インストールの仕方>>
1. こちらから"design015-tegaki-.pot"というファイルをダウンロードします。(クリックするとダウンロードが始まるはずです)

2. "C:\Documents and Settings\Owner\Application Data\Microsoft\Templates"にダウンロードした"design015-tegaki-.pot"をコピーします。

3. こちらから"aqua2_8.zip"というファイルをダウンロードします。解凍します。

4. コントロールパネル→フォントを開き、ファイル→新しいフォントのインストールから、3で解凍したファイルを選択します。インストール完了です。

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また「プレゼンにやり慣れていますね」とも言われました。嬉しい限りです。

今回は意図して会場中を歩き回りながら発表しました(レーダーポインタとワイヤレスでスライドを切り替えるツールがあったからこそできた技)。また、いつもにもまして、できるだけ参加者からの質問を聞く時間を与えました。これは、直前に発表された方のインターアクティブさに発奮したのが大きいですが。

そして、プレゼン本体は、文字は1文字でも少なく、行間はできるだけ広く、画像は多く、アニメーションは少なくというポリシーで作りこみました。はじめてパワーポイントを触った頃は、とにかく、アニメーションが好きで、おかげでアニメーション機能に精通したのですが(おかげで、ゴジラを走り回らせたりするプレゼンも作れるようになった)、最近は、「できるだけシンプル」を心がけて作っています。

多くの人が勘違いをしているのだが、プレゼンの主役はパワポのスライドではなく、プレゼンをしている本人である。社内の企画会議であれ、顧客に対するセールスであれ、一番強く印象付けるべきは、提案する企画や商品ではなく、プレゼンをする自分自身なのだ。もちろんプレゼンの中身も重要なのだが、本当に重要な情報はどのみち文書で別途提出することになるので、プレゼンの段階で重要となるのは、とにかく自分を印象付け、「こいつの提案する企画に社運を賭けてみよう」、「こいつを見込んでこのテクノロジーを導入してみよう」などと思わせることである。やたらと文字ばかり並べたスライドを読み上げるだけの人がいるが、それでは、貴重な時間を使ってプレゼンをしている意味がない。スライドにはわずかなキーワードと画像データ(商品の写真、グラフ、ブロックダイアグラムなど)だけを置いておき、大切なことは自分の口でしゃべる、というのが正しいプレゼンの方法だ。それも、話す内容をあらかじめ丸暗記などしてはだめで、相手の理解度や興味に応じて、適切に言葉を選んだり重要なポイントを繰り返したりしながら進めなければいけない。
Life is beautiful/スティーブ・ジョブスに学ぶプレゼンのスキル

このサイトには、スティーブ・ジョブスApple社の社長さん)による新型iMacの発表が紹介されています。
http://news.com.com/1606-2-5894182.html
ぼくは、このプレゼンを見て、ibookを買いました。やはりプレゼンの力はすごいです。

では、どんなところに気をつければいいのでしょうか。スティーブ・ジョブスのようなプレゼンはできなくても、僕たちでも、ちょっとした工夫さえすればよいのです。そんなのが分かりやすく説明しているのがこちら。

良いプレゼンと悪いプレゼン

文章が長いので全部読むのは疲れますが(ぼくも読んでいません)、表題や画像を斜め読みするだけでも価値はあると思います。ここにでるような悪例、学会なんかでよく見ますよね。

ぼくの友達は「プレゼンは、ショータイム」と言いきり、いつも自己陶酔に浸っているそうです(実話)。まぁそこまでいかなくても、プレゼンの主役はしゃべる人本人なので、「聴衆はスクリーンだけを見ていてくれればいい」という考えを捨て去り、みなが楽しんでくれるようなプレゼンをこれからも追求していきたいところですね。