アメリカのいい加減さ

アメリカのサービスは途上国並です。とても日本のような洗練されたサービスは受けれないのは分かりきっていたのですが、久しぶりに怒りを通り越してびっくりした事があったので、記念に書き残しておきます。(ちなみに、お金を積めばそれだけサービスの質はどんどん上がる。これも日本ではありえないこと)

話は2ヶ月前に戻ります。うちの実家の方々がアメリカ旅行を企んでいて、ニューヨークでミュージカルが見たいということだったので、代わりにチケットを取ることになりました。

  • インターネット(http://www.telecharge.com/)でチケットを予約することができた。(+1ポイント)
  • 予約の時点で座席も決めることができた。(+1ポイント)
  • チケットを郵便で(ボストンに)送ってもらうようにしたが、通常配達期間内に来なかった。(−1ポイント)
  • チケットが未着なので、問い合わせようとしたところ、なんと日本語専用電話があった。(+1ポイント)
  • 萎えて日本語にかけてみたところ、「チケット未着ですね。今週再発送しますのでよろしく」とさわやかに対応をされた。(+1ポイント)
  • 結局チケットは来なかった。(−2ポイント)

やんごとなき理由により家族は来れなくなったため、チケットは知り合いに売ることになりました。

  • チケット未着なのでどうすればよいかと電話すると、「それは私では分からないので、カスタマーサービス(英語)に回しますね。」(日本語サービスは万能ではないことに対して−0.5ポイント)
  • 「2日前に連絡してもらい、実際に見られる方の名前を登録していただければ、当日劇場でチケットを発行できます」(+1ポイント)

2日前の連絡。

  • 「名前を登録しました。ご本人が来られない場合なので、当日は公演を見られる方のID2枚(うち1枚は写真つき)を持ってくるようにお伝えください。なお、確認のため、当日に再度連絡をください。」(後段部分で−1ポイント)

当日の連絡。

  • 「問題ありません。マネージャーにも確認しました。ただ、発券手続が遅れているので、開始30分前くらいにしかご用意できません。そのころにお越しくださいとお伝えください。」(0ポイント)

以下、当日、チケットカウンターで言われたという話。2名の方にチケットを譲ったのですが、まずは最初の方。

  • 問題なく発券してもらった。身分証もクレジットカードだけでOK。(あれID2枚の話は???)

もう一人の方。

  • 「購入者が支払ったクレジットカードを提示しない限り、発券はできない。また、委譲先の名前登録などは行っていないので、ピックアップ者のIDがあっても発券はできない。開演後に空席の販売をするので、そこで購入可能」と言われた。(−3ポイント)
  • 全く話にならないので、マネジャー呼んでけんかして無理やり中に入った。(あの3回もかけた電話はなんだったの???)

今回の教訓。

  • どんなに確認しても無駄なときは無駄。
  • いい加減で適当。*1
  • さっさと上と掛け合うべし。

いや、勉強になりました。

*1:id:fkittyさんの言うところの「 「アメリカによくあることで、試験官毎(あるいはDMVオフィス毎)によって全く対応が異なるので、一貫した基準を念頭において何が悪かったのか良かったのかを分析することはあきらめています。ひたすら運が向くのを待つのみ!」