Apprentice シリーズ4

"You're fired"が大流行したNBC系の「Apprentice」、今日からシリーズ4が始まりました。

どんな番組かというと・・・

松井が住んでいることで有名なトランプ・タワーをはじめ、マンハッタンで数多くの不動産を管理・運営する大富豪のDonald Trumpが、何れ劣らぬ経歴の18人の男女を全米から募り、彼らを2チームに分けて毎週ある「お題」を与えて競わせる。勝ったチームには豪華ディナーやVIPとの懇談が待っているが、負けたチームはBoardroomに呼ばれて、さんざん責任のなすりつけあいをした後で、最終的にTrumpが一人を選んで”YOU are FIRED!”ということになる。
(中略)
さて、しかし、この番組の見所はチームの勝負そのものではない。見るべきは、負けチームの中での責任の擦り付け合いの凄まじさである。ここには、「敗軍の将、兵を語らず」などという美学はひとかけらも存在しない。誰かが少しでも自分の非を認めようものなら、あっという間に集中砲火を浴びて蜂の巣状態になることは必至だ。ともかくお互いに相手のミスは100倍にして、自分のミスは黙殺する。日本人なら「厚顔無恥」と非難の的になりそうだが、皆が皆同じような行動様式をとると、ある意味寸止めなしの格闘技のようなもので、逆にエンターテイメント性すら帯びてくる。
http://blog.drecom.jp/ny47th/archive/4

さて、今日のお題は、アスレチッククラブのプロモーションだったのですが、マーケティングがどうだったかはあまり関係なく、負けたチームで首になったのは、要するに「みなに嫌われていた」という理由で、一番がんばっていたメリッサさんでした。いや、この番組、べつに勝ち負けに関係なく、責任の擦り付け合いタイムでの集中砲火度合いによって、首になるヒトが決まっていくのです。まぁそれがみていて楽しいのですが。


(左)責任逃れをする人たち (右)"You're fired!!"

日本でもこの番組が見えるか分かりませんが(おそらくやっていないのでしょう・・・)、一度見てみると、アメリカ文化の一端がわかって面白いです。おすすめ。