追記

 日本のこの分野のプロからご指摘いただきました。面白いので、関係部分を転載させていただきます。

水系感染症についてはあんなに心配されたスマトラ地震ではほとんどなくて先進国(とみんな思っている)アメリカで起こるというのも信じられん話しです。

えぇ、まぁアメリカは途上国ですから(きっぱり)。

「ABCテレビは同日、ルイジアナ州ニューオーリンズの汚水には、泳ぐのに適した湖などに比べて45,000倍のバクテリアが含まれていたとする微生物学者の調査結果を報じた。」というyahooニュースから概算して、日本の水浴場基準が大腸菌群数1,000MPN/100mlを大胆に10個/mlに丸めてその45,000倍で45万個/mlとすると、大腸菌群数が糞便1gに1億個としてイメージ的には「200mlの牛乳瓶に1gのウンチを入れた水」、「2Lのペットボトルに10gのウンチを入れた」又は「20Lの水にウンチ1本入れた」程度ということで、想像すると確かに飲みたくない水です。

 この3本から選ぶとすると、ペットボトルが一番飲みたくないですね。10gもあると溶けなさそう。

「沸騰する熱源がない場合は、ごく少量の(数滴)の消毒液を混ぜて消毒しましょう。」のところに濁度を除去して消毒効果を上げるため、「布などで水をろ過した後に」というのが入った方がよいような気がしますが如何でしょうか。

 ご指摘ごもっとも。もしものときは、追加でろ過したほうがおいしいお水が得られるでしょう。って、きれいな布や消毒液が手に入るのか、っていう問題はありますがね。

今後とも、プロの皆様のご指摘をお待ちしております。