マールブルグ

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<感染症>マールブルグ出血熱で114人死亡 アンゴラ

 【ヨハネスブルク白戸圭一】南部アフリカのアンゴラからの報道によると、同国北部の都市ウイジェで今月に入り、感染症「マールブルグ出血熱」が流行し、同国政府によると25日までに114人の死亡が確認された。同出血熱の感染でこれほど多くの犠牲者が出た例は過去になく、感染の拡大が懸念されている。
 保健省当局者によると、ウイジェでの死者は112人。このほかにウイジェで患者の治療に当たったイタリア人医師ら2人が、約225キロ南の首都ルアンダへ移動後に死亡した。ルアンダではこのほかに4人の患者が入院しており、当局者は「最も恐ろしいのは首都での感染拡大」と指摘。世界保健機関(WHO)や米国の医療チームがアンゴラ入りした。
 マールブルグ出血熱はエボラ出血熱に似たウイルス性感染症で、血液や体液を通じて感染し、発熱、吐血などの症状がある。