ボストンシンフォニー

BostonLetter2004-10-02

 夜にボストン交響楽団に行ってきました。下から2番目の席($40)で三階の最前列。曲目は、モーツアルトマーラー(MOZART, Symphony No. 40 in G minor, K. 550 and MAHLER, Symphony No. 5)。こう書くとカッコよさそうだな。と自分で書いているうちはダメなのであろう。
 まぁそんな話はどうでもよくて、2曲目のマーラーの曲は知らないこともあり、かつ、ドンちゃんドンちゃんうるさい曲だったので、正直、いまいちだと思っていたのだが、終わった瞬間にお客全員がスタンディング・オベーション

 うーん、どういうことなのだろうか。

 思うに、スタンディング・オベーションに実はそんなに意味がないのではないかと。「How are you?」と聞かれたら、気分が悪くてもとりあえず「Fine, thank you.」と答えるように、また、どんなにくだらない質問に対しても「Oh, it's a good question」と答えるかのように。たぶん、何かイベントが終わったときには「お疲れ様」くらいの感じでスタンディング・オベーションをするのであろう。
 というわけで、よく日本の新聞で見かける「大観衆の観客が総立ちで拍手を送った」というのも、実は、良くある光景だということですわ。はい。

 あっ、でもタダ単に、ぼくに音楽センスがないだけで、実はものすごくハイレベルな演奏会だったのかもしれないので、そのあたりは差し引いてお考えくださいませ。