環境法
記憶がなくなる前に、MITの"Environmental Law, Policy, and Economics"のテスト問題。
試験時間は3時間。6割が選択問題(5択)で4割が記述。試験範囲は、Clean Water Act (3割), Drinking Water Act(1割)、Suferfund(2割)、RCRA(廃棄物)(1割)、規制手法(2割)、経済学(1割)。以下、記憶に残っている問題たち。
○記述
- Hot Spotを無くすためにCWAに組み込まれた制度を述べよ
- Superfundにおいて技術革新を促進するためにどのような法改正をすべきか
- あなたはEPA長官。大統領から、SuperfundとRCRAのどちらか片方を廃止せよといわれた。どちらを選ぶか。政治的/経済的、責任の違い、費用効果、過去の判例、他法との関係を踏まえ検討せよ
- 排出権取引と排出賦課金制度を比較検討せよ
- 規制強化が技術革新を進める現象を経済学的に説明せよ
- EPAが規制対象としていない化学物質を排出している工場に対して州政府は何ができるか述べよ
- 1996のDrinking Water Act改正を産業界が諸手を挙げて喜んだのはなぜか
○選択肢
- TMDLの説明として正しいものを選べ
- Drinking Water Actの対象となる水道システムをすべて選べ
- SEP Programとして行われているものを選べ
選択問題はほとんど忘却の彼方ですが、そんなにめちゃな問題はなかったような記憶もあります。ただ、3時間で終わらせるのは結構つらかったです。将来受ける方、がんばってくださいませ。