川上犬

 こんなバカな話よりも、こっちこっち。

長野の希少犬「川上犬」、上野動物園で公開へ(朝日新聞

 長野県天然記念物の「川上犬(かわかみけん)」の子犬3匹が15日から1月9日まで、来年の干支(えと)にちなんで東京・上野の上野動物園で公開される。

 川上犬は飼い主に従順な性格が特徴だ。戦時中は食糧難から軍の命令で多くが処分された。同県川上村の保存会が繁殖に奔走し、全国で約300匹が飼育されている。

 川上犬。その昔、うちで飼っていた犬ではないですか。日航機墜落の御巣鷹山の西側山麓にある川上村がその産地。川上牧丘林道や、信州峠・大弛峠峠を越えるとたどり着くあの川上村です。って、これは一部マニアにしか分かんないか。でも、川上村に行くと、町の中心を走る国道沿いに「川上犬の故郷」という看板があるんですよね。

 もともと狩猟犬だったらしく、小型犬なのに勇敢で獰猛で、末っ子だったぼくは、いつもいじめられていました。「飼い主に従順な性格が特徴」と書いていますが、そのようなそぶりは全くありませんでした。それどころか、「飼い犬に手をかまれる」というコトワザをボクは信じていません。だって、常日頃かまれていたし。

 ・・・。あそうか。家族の中でボクだけは「飼い主」と見なされていなかったということか。