間違っていない情報

 面白いサイトを教えてもらいました。要するに、『温暖化と叫ばれているけど、そいつウソだ。だまされちゃいけないぞ』というサイトです。最後の結論部分を引用すると、

地球温暖化により南極の氷は厚くなっています。
・北極の氷が溶けても水位は変わりませんがシロクマたんがピンチです。
温室効果の主役は水蒸気で二酸化炭素は脇役です。
二酸化炭素が地球の温暖化に影響している根拠はありません。
二酸化炭素が増えると植物がよく生長します。
環境学者はいいかげんです。
・揺るやかな地球温暖化が進むと色々得します。
 「二酸化炭素は悪の大魔王」という神話

で、感想を聞かせてくれと言われているので書いてみますと、
・内容については、全部に反論できます。
・でも、書いてあることの半分は正しいと思います。ちょっと都合のいいことしか書いていないあたりを反論するくらいです。
・一番よく分からないのは、「気温が上昇してから二酸化炭素が増えている」とあること。これは初耳。ネットを調べて、おそらく参考にしたのであろう「CO2温暖化脅威説は世紀の暴論」の図1のさらに原著であるKeeling先生の原著まで読んでみたのに、そんなことは書いていないし。うーむ、よく分からん。というか、この図1はおかしくないすっか?ネットで"Keeling Curve"で検索すると気温-濃度曲線が出てきますが、どう眺めても、変化カーブはこんなふうになるとは思えないですが。詳しい方、教えてください。
・もしボクが書くなら、まず最初に「ヒトの活動が二酸化炭素を増やしているという証拠はない」と大きく宣伝します。これは難しいところだから。
・文章冒頭に書かれている「このコラムは頭を柔らかくしてからお読みください。」という一文が意味深ですね。作者の方は、実は内容よりも、一方からのみの情報を簡単に信じるな、ということを訴えていらっしゃるような気がして仕方ありません。

 こんなもんでいかが?