オボー

 話はうって変わって。
 モンゴルでは、山頂や峠などに、石が積まれて青い布が巻かれている塚・オボーがあります。日本の山頂によくあるケルンと同じような感じ。
 ものの本によると、オボーには、その土地の守護神が集まっているらしく、オボーに石を置き、その周りを3回まわると、再びそこに戻って来ることができるとの言い伝えがあるそうです。布の青色は、モンゴルではもっとも高貴な色らしいです。

 ちなみに、オボーは山頂や峠に限らず、水源地にもありました。水にも神様が宿るのでしょう。