広島シンポジウム
ハーバード大学のケネディースクール(行政学大学院)で、原爆被害者と語る会というのが開かれたので、行ってまいりました。戦後60年を期に、被爆体験を世界に伝える活動をしている「広島世界平和ミッション」の方々が国連でやっているNPT(核不拡散条約)の関係で渡米した機会を使って、ボストンまで引っ張ってきたのでしょう。
↑100人くらいの部屋は立ち見も出る大盛況
実は内容よりも外国人(not 日本人)の反応に興味があったのであるが、おおよそ、普通の日本人と同様の反応を示していた。分析するに、二つの理由があって、
- 被爆者の体験談をメインにして、政治や歴史の検証を極力排除した成果が実り、内容をそれなりに客観的(被害という意味ではものすごく主観的ではあるが)に収めた
- ハーバード大、というかマサチューセッツ州が革新的(=not 国粋主義者)な方が多い(ワシントンでやった会議は大荒れだったと後ほど聞いた)。
というあたりなのかなと。