主意書リクエスト

 リクエストにお答えして。質問を頂きました。埼玉県在住のSKさん。来週の日曜日が結婚式らしいです。そろそろ準備しましょう。

 国会議員が政府に提出する質問主意書をめぐり、社会保険庁が主意書を出した民主党衆院議員に提出を取り下げるよう要請していたことが4日、分かった。民主党は同日の衆院議院運営委員会理事会で「質問権の制約だ」と抗議。官僚による国会議員の「質問権封じ」と受け取られかねない行動には批判が出そうだ。
民主党衆院議員に取り下げ要請 社会保険庁(毎日新聞)

 「〜出そうだ」という、第三者的な視点にすりかえた終わり方はイヤですよね。批判したいなら正面から批判すればいいのに。

 それはさておき。
 まず、主意書がいかに役人にとって災難であるか、そして、それが意味があるものならともかく、ワイドショー的なものも多く含まれているかは、別の方が詳しくまとめられていますので、そちらをどうぞ。
 http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20030710#p4
 http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20030712#p1
 http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20040810
 
 で、今回何があったかなんて知るすべもないのですが、想像するに、

 社会正義のために社会保険庁に詳細な説明を求めたところ、担当者から電話がかかってきて、質問状の提出を取りやめろという。保険庁は、へんな本の監修をする暇はあっても、国会議員からの質問には答えたくないということなのか。けしからん。

  • 役所よりの立場

 ほとんど嫌がらせとしか思えないような死ぬほどめんどくさい質問。こんなの調査するだけに1ヶ月はかかるであろうのに、1週間で答えろと言われたって、そりゃ無理。「先生、こんなの勘弁してくださいよ」と言ったところ、逆切れされ、話は大きくなってしまったよ。勘弁してよ〜。

 というあたりでは。質問も、手間がメチャクチャ大変な割に、意味が全くない質問だったとは思いますが。雰囲気としては「1から100までの和を計算しろ*1」みたいな。
 まぁ実際のところは、行政の不当な干渉みたいな高尚な話ではなく、どっちもどっち、子供の言い合いみたいな世界だとは思いますよ。いや、すべて想像ですがね。

 こんな感じでいかが?

*1:これはガウスのお話